Roto Vox

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Eclipse for Macでコード補完を使う

Eclipseには入力中のコードを補完してくれる「コード補完」という便利機能が備わっています。 Windowsでは「Ctrl + Space」キーを押すことで利用できます。

例えば「main」と入力してCtrl + Spaceを押すと

     main

以下のように、使用頻度の高いメインメソッドを自動的に補完してくれます。

   public static void main(String[] args) {
        }

めちゃめちゃ便利な機能なんですが、これをMacで使おうとすると

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こんなもので出てきてしまいます。 これは「Spotlight」というOS Xに備わった検索機能で、Eclipseがデフォルトで設定しているコード補完キーと全く同じCtrl+Spaceで起動してしまいます。その為、OS Xの動作が優先されてしまい、Eclipseでは何もおきません…

解決方法は様々なブログで解説されていますが、スクリーンショットが無い記事も 多かったのと、自分用の備忘録として投稿します。

これを防ぐ方法は2つあります。

Spotlightのキーボードショートカットを変更する

Spotlightのショートカットキーは以下の手順で簡単に変えられます。

LaunchpadやDockから「システム環境設定」を開く
右上の「検索」欄にSpotlightを入力、サジェストされる「キーボードショートカット」を選択

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「Spotlight 検索を表示」の右、赤枠内をクリックして任意のキーを設定

  (※ チェックボックスから無効化も可能)

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これでSpotlightとEclipseのショートカットキーを別にできます。

Eclipseのキーボードショートカットを変更する

Eclipseでもキーボードショートカットを自由に変更できます。 *1

メニューバーの「Eclipse」 → 「環境設定」を選択
「General」→「Keys」の中から「Content Assist」を選択

    検索欄に「content」と入れるといい感じです。

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Binding欄に任意のショートカットキーを入力

これでも同様にショートカットキーを割り当てることができます。

Spotlightも便利な機能なので、僕はキーボードショートカットは変更せず Eclipseでコードを書くときのみSpotlightを無効にするようにしてます。

Macでも快適なEclipseライフを!

*1:Eclipse IDE for Java Developers Luna Service Release 2 で確認