Roto Vox

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macOS SierraのSafariで「Flash」を利用できるようにする

こんばんは。半世紀ぶりにブログを書きます。
Macの最新版のOSである、macOS Sierraが9/21に配信されました。

早速アップデートを終えて、ニコニコ動画を開くと以下の表示が…

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もちろん、最新版のFlash Playerはインストール済みです。
気になったので調べてみました。

webkit.org

Safari 10からFlashプラグインは標準で無効化に


AppleWebKit公式ブログによると、今回のアップデートによりFlash Playerがインストール済みであっても、デフォルトで無効化されるとのこと。Flashのみならず、JavaSilverlightQuickTimeも無効にするとの記述も。
プラグインが無効化されるとどうなるんでしょうか。

WebサイトがHTML5Flash、どっちもサポートしている場合


訪問するWebサイトがHTML5にも対応している場合、SafariではFlashを含む旧式のプラグインを利用せず、全てHTML5で表示するようになります。

WebサイトがFlashしかサポートしていない場合


訪問するWebサイトがHTML5に対応しておらず、旧式のプラグインを利用する必要がある際は、以下のような確認ダイアログが表示されます。
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・Use Every Time(このWebサイトでは毎回利用)
・Cancel(Webサイトの表示をキャンセル)
・Use Once(このWebサイトでは1回に限り利用)

の3つから選択を促され、デフォルトでは「Use Once」になっています。

環境設定からプラグインを設定する


現在開いているWebサイトに対して、プラグインの設定を行う手順は以下です。
1. Safariメニューバーの「Safari」から「環境設定」を選択
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2.「セキュリティ」タブの「プラグイン選択」を選択
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3.設定をしたいプラグインを選択し、オン・オフのプルダウンを選択
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スティーブ・ジョブズiPhoneでのFlash搭載を否定してから6年。
ChromeFirefox、Edgeに続き、SafariFlashがデフォルト化しました。
今後ますます「Flash離れ」が進みそうですね。